Yahoo!検索広告にて、レスポンシブ検索広告の機能が2021年5月12日（水）に追加されました。Googleではすでに提供されている機能で広告運用者にとっては、もう馴染みの広告メニューになるかと思います。
目次
Yahoo! レスポンシブ検索広告 とは？
レスポンシブ検索広告では、タイトル・説明文を構成するテキスト(アセット)を複数設定し入稿します。
自動的にタイトル・説明文のアセットが組み合わされて広告が表示され、より最適な組み合わせによる広告が掲載されます。
検索語句と広告文の関連性や、デバイス、掲載面などを判断し、自動的に最適化されることで、より広告効果の向上が目指せる広告メニューとなります。
Yahoo!レスポンシブ検索広告の入稿規定
| 種別 | 最大入稿本数 | 必須入稿本数 | 文字数 |
|---|---|---|---|
| タイトル | 15本 | 3本以上 | 全角15文字、半角30文字 |
| 説明文 | 4本 | 2本以上 | 全角45文字、半角90文字 |
最低でもタイトル3本、説明文2本の5アセットの登録が必要となります。
文字数などは通常の拡大テキスト広告と同じになります。
Yahoo!レスポンシブ検索広告の各種機能
表示位置の固定
表示義務が発生する場合、表示位置の固定機能を利用します。
※最上級表現などの広告掲載基準で表示記載が定められている項目については、表示が省略されない箇所に表示位置を固定する必要があります。
自動最適化配信
埋め込み関数機能
| 埋め込み関数 | レスポンシブ検索広告 | 拡大テキスト広告 |
|---|---|---|
| キーワードの自動挿入機能 {keyword:デフォルトテキスト} | ○ | ○ |
| IF関数 {=IF(device=mobile,スマートフォン向けテキスト): その他のデバイス向けテキスト} | – | ○ |
| カウントダウン関数 {COUNTDOWN(yyyy-mm-dd hh:mm:ss,開始日)} | ○ | ○ |
| 地域情報の自動挿入 {=LOCATION(地域の種別):デフォルトテキスト} | ○ | – |
Yahoo!レスポンシブ検索広告の運用ポイント
- 広告グループごとに1件の設定をおすすめ
- できるだけ多くのアセットを入稿する
- 短期間での停止は推奨しない。学習期間として、最低でも30日必要。
- 拡大テキスト広告とクリック率のみを比較した運用は推奨しない。
- 広告グループ全体のパフォーマンスを確認する。インプレッション・コンバージョン・クリックの促進に寄与する
これらは、媒体側の活用ポイントとなります。一つの広告グループでレスポンシブ検索広広告の配信をオンに出来るのは3件までとなります。URLのテストなど、状況に応じて調整しましょう。
