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SNS広告代理店おすすめ6社|代理店に頼むメリットデメリット

SNS広告は種類も多く、運用することは知識や経験がなければ難しいでしょう。そこで頼れるのが広告代理店です。広告代理店はSNS広告の出稿から運用管理まで行ってくれることが多く、効果測定や改善方法の提案もしてくれるでしょう。

当記事では、SNS広告の代理店について依頼した際の費用や依頼するメリット、代理店選びのポイントをご紹介します。

SNS広告を得意とするおすすめの代理店も複数ご紹介するため、SNS広告を運用したいと思っている方はぜひ最後までご覧ください。

SNS広告とは?主な媒体を紹介

SNS広告には主に6つの種類があります。それぞれの媒体について、主なユーザー層や特徴をわかりやすく表で確認していきましょう。

SNS媒体主なユーザー層ユーザー数特徴
Facebook10代〜50代2,600万人ターゲティング設定がしやすい
Instagram10代〜40代3,300万人女性向けの広告がおすすめ
Twitter10代〜30代4,500万人拡散力が高く二次拡散が期待できる
TikTok10代〜20代950万人若者向けに動画広告を広めやすい
LINE10代〜60代8,400万人SNSを利用していないようなユーザーにも訴求しやすい
YouTube10代〜50代7,000万人長時間の動画広告も配信可能

10代・20代はほぼすべてのSNSを活用している人が多いです。

一方年配の方は、FacebookやLINEをメインに活用していることがわかります。

このため、ターゲットが若者であれば、媒体ごとの特徴を活かしたSNSの活用がおすすめです。また、ご年配向けであれば、主なユーザー層の年齢が高いSNSを選びましょう。

SNS広告代理店の業務内容

代理店にSNS広告の運用を依頼すると、次のような業務を行ってくれるところが多いです。

  • 広告企画の提案
  • 画像等クリエイティブの制作
  • 投稿文の作成
  • 広告出稿の設定
  • 代行広告投稿
  • コメントやDMへ返信
  • 効果測定
  • データ分析
  • 改善点の提案・実施

SNSアカウントの作成からデータ管理まで、広告運用を最初から最後までお任せすることも可能です。

ただし、すべての会社に当てはまるわけではないため、どこまで担ってくれるのかは代理店に確認してみましょう。

広告代理店にSNS広告を依頼する費用

代理店に依頼すると「費用が高いのでは?」と思っている方は少なくありませんが、実際にどんな費用がかかるのか知っている方はあまり多くないでしょう。

代理店にSNS広告を依頼した際にかかる費用は、主に次の3つです。

運用手数料

代理店に広告運用を依頼すると、手数料を支払う必要があります。運用手数料の相場は全体広告費の20%ほどです

例えば、運用手数料が20%の代理店に依頼した場合、広告費が20万円なら手数料は4万円かかることになります。広告代理店によって最低出稿額も異なるため、運用手数料とあわせて事前に確認しておきましょう。

初期費用

広告代理店と契約する際は、初期費用も必要なところが多いです。初期費用の費用相場は3万〜10万円ほど。クリエイティブを作成する手間や広告設定への対価と考えておきましょう。

初期費用がかからない会社もあります。しかし初期費用は、広告出稿の初期にかかる手間暇に対する支払いです。初期費用がないから良いという訳ではなく、丁寧な広告のスタートダッシュを切るために必要な経費といえます。

広告費用

広告を作成する際にかかる費用も代理店へ支払います。広告費用は代理店に依頼せず、自社で広告作成を行う際にも必要な費用のため、代理店に依頼する際に特別かかるというわけではありません。

広告のクオリティは、広告運用の成否を左右する重要なファクターです。あらかじめどのような広告をどんなイメージで作りたいかを決めておき、代理店との齟齬がないよう綿密にコミュニケーションをとるようにしましょう。

SNS広告代理店とweb広告代理店は何が違う?

SNS広告代理店は、SNSの運用やSNS向けの広告作成に特化した代理店です。

一方web広告代理店はSNSに限らずweb広告の運用を行っている代理店で、リスティング広告やディスプレイ広告などさまざまな種類の広告運用を取り扱っています。

代理店によって得意なSNS媒体や広告種類があるため、ある程度希望の広告種類を絞って依頼する代理店を決めるのがおすすめです。

得意な広告種類などは広告代理店の公式サイトなどを事前にチェックし、確認してみましょう。

SNS広告代理店に広告運用を頼むメリット

SNS広告は自社で運用することも可能ですが、プロに頼むメリットを知ると代理店に依頼した方がよいと感じるかもしれません。

SNS広告運用を代理店に依頼するメリットは次の6つです。

  • SNS広告一連の業務をプロに任せられる
  • 複数のSNSで広告出稿・運用ができる
  • コンバージョン率を改善できる
  • 炎上リスクを軽減できる
  • 場合によってはweb広告へ移行できる
  • HPやLPを改善できる

SNS運用の知識やノウハウがなくても安心してSNS広告が出稿できるメリットが多数あるため、順番に詳しくみていきましょう。

SNS広告一連の業務をプロに任せられる

SNS広告の運用はアカウントの作成や広告記事の投稿だけではありません。ターゲティングの設定やアクセスユーザーのデータ分析、コンバージョン率の推移などさまざまなことを管理しなければなりません。

SNS広告の運用管理には手間がかかるのはもちろん、多くの知識やノウハウが必要ですが、代理店に依頼すれば広告運用の一連をプロが行ってくれます

複数のSNSで広告出稿・運用ができる

SNS広告の出稿は媒体ごとに行う必要があるため、それぞれのSNSで出稿設定を行わなければなりません。

アカウントの作成・ターゲティング設定・媒体ごとのクリエイティブ作成などさまざまな業務がSNSごとに必要となりますが、代理店に依頼すればすべてプロが行ってくれます。

また、SNS広告に強い代理店であればSNSごとの特徴を理解して広告運用を行ってくれるため、それぞれのSNS媒体で費用対効果の高い運用ができるでしょう。

コンバージョン率を改善できる

ターゲティング設定や媒体選びが得意な広告代理店に依頼することで、コンバージョン率を改善できるでしょう。

SNS広告では、ちょっとしたターゲットのズレや媒体の広告配信方法によって成果が大きく変化します。そのため、自社で広告出稿を行ったもののなかなか成果が出ないという場合は、ターゲティング設定や出稿選択した媒体が目的にあっていないのかもしれません。

目的にあった適切なターゲティングや媒体選びを行うことは簡単なことではありませんが、SNS広告運用に強い代理店ならコンバージョン率を向上させることが可能です。

SNSと広告の仕組みについてしっかりと理解している代理店を選んでコンバージョン率を改善しましょう。

炎上リスクを軽減できる

広告代理店はSNS上でのよくあるトラブルについても理解しており、炎上しそうな内容をしっかりと把握しているため、炎上するリスクを軽減できます。

SNSでの炎上は、モラルがない投稿・社会問題への発言などで起こりやすいですが、それだけではありません。時勢に合わない発言なども炎上の原因となるため、常に新しい情報を取り入れている・炎上について理解している代理店に依頼するのが安心です。

場合によってはweb広告へ移行できる

SNS広告を行ったが上手く成果が出ない・広告種類の幅を広げたいという場合は、web広告へ移行できる代理店もあります。

とくに、SNS広告だけでなくweb広告全般を得意としている代理店であれば、さまざまな広告種類で成果を上げられるでしょう。

ただし、代理店によって異なるため、あらかじめ確認しておくのがおすすめです。

HPやLPを改善できる

自社のホームページや広告をクリックした際に最初に飛ぶランディングページを改善してくれる代理店もあり、場合によってはコンバージョン率アップが見込めます。

広告代理店はSNSを運用するだけではなく、ユーザー離れの改善やコンバージョン率の向上などにも注力してくれます。

そのため、広告表示から商品購入までの間で問題がある部分も改善してくれるところが多いです。ただし、サービス内容に含まれていない場合もあるので、希望する場合はあらかじめ確認してみましょう。

SNS広告代理店に広告運用を頼むデメリット

メリットが存在すればデメリットも存在します。次はSNS広告を代理店に依頼する際のデメリットについて、深掘りしていきましょう。

  • 費用がかかる
  • 自社内にノウハウが蓄積されにくい
  • 対応が遅れる場合もある

依頼してからトラブルになることを防ぐためにも、あらかじめチェックしていきましょう。

費用がかかる

広告代理店に依頼すると費用がかかることは避けられません。しかし、さまざまな費用は自社で広告を運用する際にもかかります。代理店への依頼はプラスで初期費用や手数料がかかりますが、メリットも多いため収益と広告予算のバランスをみて、自社運用にするのか代理店へ依頼するのかを検討しましょう。

自社内にノウハウが蓄積されにくい

代理店に広告を依頼すると、出稿から管理まですべて行ってくれるところも多いです。そのため、自社内にノウハウが蓄積されにくく、広告運用する際は毎回代理店に依頼しなければなりません。

しかし、代理店によっては広告運用のアドバイスや改善点の共有を行ってくれるところもあるため、広告への知識は増やせるでしょう。

対応が遅れる場合もある

代理店は自社だけでなくさまざまな会社の広告運用を行っている場合が多いため、何らかのトラブルが発生した際に気づくのが遅れたり対応が遅れたりする場合があります。

SNSでのトラブルは主に炎上が考えられますが、対応が遅れると自社のマイナスイメージがどんどん拡散されてしまう可能性があるでしょう。

そのため、広告代理店に依頼した際でも自社のSNSはこまめにチェックしておくのがおすすめです。

自社に最適なSNS広告代理店を選ぶポイント

広告代理店にはさまざまな種類が存在しますが、自社にあった最適な代理店を選ぶ方法があります。

次の6つについて自社が希望する内容となっているなら、自社の広告運用にピッタリな代理店かもしれません。それぞれ詳しくみていきましょう。

取り扱っているSNS広告の種類は希望に合っているか

代理店に広告運用を依頼する場合でも、目的やターゲットなどある程度のマーケティング戦略は自社で決定します。

目的やターゲットに合ったSNSを絞り、希望する広告を取り扱っているか・運用に強いかをあらかじめ確認しておくことが大切です。

代理店ごとに得意とする広告種類が異なるため、どんな広告運用に強いのか・運用が得意なSNSはどの媒体かなどを事前にチェックしておきましょう。

運用費用は相場と近いか

代理店に依頼した際にかかる費用は相場程度かを確認することで、過剰請求などのトラブルを防げます。運用手数料や初期費用は代理店ごとに異なりますが、あまりにも費用が相場からかけ離れていると、請求される額が多すぎる可能性があります。

運用手数料や初期費用は相場に近いかを確認するためにも、事前に費用相場を知っておきましょう。

費用が高めだと感じた場合は、依頼できる内容を細かく確認してみましょう。支払う費用が対価に見合っているかを見極めることが大切です。

運用実績や資格を持っているか

広告代理店に依頼するからには、自社にはない実績・ノウハウ・資格を活かした運用を行ってもらいたいものです。

  • これまでの広告運用実績
  • 代理店ならではのノウハウ
  • 広告運用に関する資格

代理店に依頼する際は、上記を持っている・活かしてくれるようなプロがいる会社を選びましょう。

クリエイティブ作成が可能か

代理店への依頼内容は広告運用や管理だけでなく、クリエイティブの作成も含める場合があります。SNSへ投稿する広告クリエイティブも作成してほしい場合は、依頼できるかを事前に確認してみましょう。

この際、費用の確認も忘れてはいけません。クリエイティブ作成費は別途かかる場合が多いですが、あまりにも高いと赤字になる可能性があるため注意が必要です。

クリエイティブ作成を完全に依頼しなくてもアドバイスを受けられる場合もあるため、広告代理店がどこまで介入してくれるか問い合わせてみてもよいでしょう。

オウンドメディアやSNSが充実しているか

SNS広告に強い代理店は、webサイトの作り込みやSNS運用を得意としているため、オウンドメディアやSNSも充実していることが多いです。

そのため、代理店のオウンドメディアやSNSを確認し、わかりやすく魅力のあるサイトか・ユーザーに寄り添った内容かなどをチェックしてみましょう。

しっかりと情報公開を行っている・わかりやすいレイアウトや内容が記載されているなど、ユーザーにとって見やすいサイト作成や広告出稿の依頼主として安心できる内容が載っているのであれば安心して任せやすいはずです。

運用方法の希望を叶えてくれるか

SNS運用や出稿方法の知識・ノウハウを持っていても、自社の希望を叶えてくれる代理店でなければ、「思っていた広告と違う」「ターゲット層がずれている」などのトラブルになりかねません。

そのため、依頼主の話を聞いてくれるか・自社のことをきちんと理解する姿勢があるかなど契約後に代理店の一方通行にならないよう、契約前に確認しておきましょう。

希望を叶えてくれたものの成果が出ていないという代理店への依頼では収益が見込めないため、自社の希望を叶えてくれる・適切なアドバイスをくれる代理店がよいでしょう。

おすすめSNS広告代理店を紹介

ここではSNS広告に強い代理店を6つご紹介いたします。

  • アスタノット株式会社
  • アナグラム株式会社
  • 株式会社JADE
  • ブルースクレイ・ジャパン株式会社
  • アユダンテ株式会社
  • 株式会社キーワードマーケティング

それぞれ代理店ごとの特徴や強みをチェックし、自社の希望するSNS広告運用方法に合った代理店を選んでください。次でそれぞれの特徴をみていきましょう。

アスタノット株式会社

Facebook・Instagram広告に強いのがアスタノット株式会社です。SNSの特徴を理解し、広告種類ごとに適切なフォーマットで広告運用を行います。また、データ管理にも注力しており、広告レポートの自動化を取り入れています。

レポートの自動化は分析忘れを防ぐだけでなくリソースの確保にも繋がり、他の部分に手間や時間をかけやすいです。

アスタノットではランディングページの作成や改善も行っているため、データ分析以外の部分に力を入れやすく成果向上へ繋げることができます。SNS広告だけでなくwebマーケティング全般を得意としているため、アスタノットは広告運用のトータルサポートも可能です。

アナグラム株式会社

アナグラム株式会社はLINEやTwitterを活用した広告を得意としています。LINE広告の正規認定代理店という称号を持っているため、LINE広告のプロフェッショナルといえるでしょう。

SNSごとの特徴を活かしたノウハウも持っているため、広告種類を横断したベストな広告運用の提案をしてくれます。

PDCAを素早くまわす対応にも力を入れているため、改善点にいち早く気づいてよりよい広告運用を行ってくれる点も大きな魅力の1つです。

株式会社JADE

FacebookやTwitter広告を得意としているのが株式会社JADEです。

広告運用依頼をすると目的やターゲットなどのプランニングから行ってくれるため、SEOの知識がなくても手軽に広告出稿を行いやすいでしょう。

データ分析や次回施策のアドバイスなど管理面も充実しており、依頼主がわかりやすいように広告運用を行ってくれます。

「狙ったターゲットからのコンバージョンでなければ成果とみなさない」などとストイックな部分もあり、シビアなラインを責めることでコンバージョン率の向上に繋げてくれます。

ブルースクレイ・ジャパン株式会社

ブルースクレイ・ジャパン株式会社は、広告を代理で出稿する会社という認識ではなく、依頼主のパートナーとして最適な方法で一緒に広告運用を行うという方針の代理店です。

広告出稿はもちろんペルソナ設定やカスタマージャーニーの作成にも注力しているため、ピンポイントなターゲットに広告配信できるよう努めてくれます。

そのため、少ない広告費でSNS運用をすることも可能となり、費用対効果の高い広告出稿が期待できるでしょう。

アユダンテ株式会社

大企業との契約も多く、豊富な実績を誇る広告代理店がアユダンテ株式会社です。YouTubeについてとくに理解の深い会社のため、動画広告を出したいと思っている企業に向いているでしょう。

SNS広告だけでなくリスティング広告やディスプレイ広告にも特化しており、さまざまな種類の広告を活用して自社の目的を達成できるようサポートしてくれます。

また、企業ブランディングの確立を目指す会社の手助けも行ってくれ、目的に合った適切な広告方法でコンバージョン数の向上に繋げてくれるでしょう。

株式会社キーワードマーケティング

株式会社キーワードマーケティングは、Facebook・Instagram・TikTok広告などの正規広告代理店です。各SNSの担当者と直接やり取りを行ってくれ、最新情報や機能のベストな利用方法など正規代理店ならではのアドバイスを提供してくれます。

十分なリソースが割けるようにスタッフの数も多いため、さまざまな知識や経験を活かしたSNS広告の運用を行ってくれるでしょう。

予算ごとの広告シミュレーションなど無料診断を実施しているため、気になる方はアカウント診断を行ってみましょう。

SNS広告に関するお悩みはアスタノットへ

SNS広告を代理店に依頼しようと思っている場合は、さまざまなSNSの運用に強いアスタノットへご相談ください。

アスタノット株式会社はSNS広告はもちろん、その他のweb広告運用にも強い会社です。

多くの知識・ノウハウ・実績を活かし、魅力的な広告作成やピンポイントなターゲティングを行います。

また、アスタノットは出稿だけでなくデータ管理にも注力しており、クリック率や顧客獲得単価の推移確認・競合との比較など分析が得意です。プロの運用ノウハウを活かして費用対効果の高い媒体や広告種類の提案を行い、広告運用を成功へと導きます。

アスタノットのサービスについて

まとめ

SNS広告を代理店に依頼する際にかかる費用やメリット・デメリットを解説しました。代理店への依頼に大きなメリットを感じた場合は依頼を検討しましょう。

代理店を選ぶポイントやSNS広告運用におすすめの代理店も複数ご紹介しましたので、自社にあった代理店に相談してみてください。

アスタノットはSNS広告も強みとしている会社のため、SNS広告の運用に悩んだ際はお気軽にご相談ください。

アスタノットに相談する

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