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Facebook広告|目的別の広告の種類と始め方の手順・メリットを解説

SNS広告の中でもFacebook広告はさまざまな配信先があり、出稿するとクリック数・コンバージョン数の増加が見込めます。しかし、配信先や広告種類が多く、「自社のニーズとFacebook広告がマッチするのかよくわからない」という企業担当者の方も少なくないでしょう。そこで当記事では、Facebook広告について配信先や掲載場所・メリットやデメリット・広告種類や始め方の手順をご紹介していきます。

Facebook広告について詳しく知りたい・自社のニーズと合うか知りたいという方は、ぜひ最後までご覧ください。

Facebook 広告とは?

SNSのプラットフォームFacebookを活用し、利用ユーザーに広告を配信する方法をFacebook広告といいます。Facebookは世界最大規模のSNSであり、世界中で多くの方が利用しています。メインユーザーは10代〜50代、幅広い世代で活用されています。

また、Facebookは実名登録が基本です。他にも性別、出身地や出身校、居住地、年齢、勤め先など詳しい個人情報が登録されています。そのため、とても細かいターゲティングをした上での広告配信が可能であることが強みです。

その他にも、自社の目的別に広告を打てたり、少額から広告を試すことができたりとメリットが複数あります。また、同じく世界的に有名なSNSであるInstagramにも、Facebook広告を出稿することが可能です。

Facebook広告の配信先と掲載場所

Facebookで広告出稿を行うと、次のような場所に配信されます。

  • Facebook
  • Messenger
  • Instagram
  • Audience Network

この中でも掲載できる場所が複数あり、それぞれの媒体で異なるため、細かくみていきましょう。

Facebook

Facebookで広告掲載ができる場所は次の6つです。

ストーリーズ最大60秒の動画で情報を伝えられる広告
フィードアプリを起動すると最初に表示される広告
Watch(動画フィード)動画と動画の間に表示される広告
MarketplaceFacebook Marketplaceに表示される広告
検索結果画面検索結果が広告内容に関連したときに表示される広告
ホーム右側の広告枠画像フォーマットを利用して表示される広告

ストーリーズやフィードは、ユーザーがフォローしている人の投稿に紛れて広告表示ができるため、他の記事に溶け込みやすく広告感が少ない掲載が行えます。フィードはメインの部分だけでなく、ニュースフィードやグループフィードへの表示も可能です。

また、動画フィードへの掲載はユーザーがフォローしている人の投稿間に掲載かつ、動画の前後などにも表示できるインストリーム広告が行えます。

検索結果画面は、ユーザーがキーワード検索を行い関連する記事として表示できるため、広告商品に興味のあるユーザーのクリックが期待できるでしょう。ただしスマートフォンを利用しているユーザーのみにしか配信できません。

ホーム右側の広告枠はPCユーザーのみの広告配信方法で、広告枠にディスプレイ広告として表示できるものです。

広告掲載場所によって、スマホのみ・PCのみなど制限があるため、ターゲットがどのデバイスを利用しているかなども視野に入れて検討してみましょう。

Messenger

Messengerで広告掲載ができる場所は次の3つです。

ストーリーズ受信箱上部に表示される広告
受信箱受信箱内部に表示される広告
広告メッセージ自社を認知しているユーザー・リピーターに向けて訴求ができる広告

ストーリーズはFacebookと同様に他のユーザーに紛れて広告表示が行えるため、広告への嫌悪感を軽減することが可能です。受信箱を開くと上部に表示され、自動で次のストーリーズ投稿が流れていくため、ユーザーが自然と目にしやすい広告方法といえます。

受信箱への広告表示は、メッセージをやり取りする画面の上部やスレッドとスレッドの間に広告を掲載できるもので、ユーザーが受信箱を開くと目につきやすいです。

広告メッセージはこれまでにMessengerでやり取りを行ったことがあるユーザーに向けて配信できる広告で、自社を認知しているユーザー・リピーターに向けて訴求ができます。

Messengerでは、潜在層向け・顕在層向けなどターゲットに合わせた広告配信が行えるでしょう。

Instagram

Instagramで広告掲載ができる場所は次の5つです。

ストーリーズ最大60秒の動画で情報を伝えられる広告
フィードホーム画面の場所に表示される広告
リールリール内に配信される動画広告
発見タブ発見タブに配信される動画広告
ショップ告商品が掲載された画像にショッピングタグをつけて投稿する広告

Instagramのストーリーズ・フィード広告はFacebook・Messengerと同様に、他のユーザーの投稿間に広告表示が行え、認知度向上が期待できます。

リールは動画のみの広告で、フィードなどと同じようにユーザーへのおすすめ記事として他の投稿のように広告が表示されます。音楽や映像を駆使して商品のアピールを行うことで、ユーザーの印象に残りやすくなるでしょう。

発見タブはInstagram内でキーワード検索を行ったユーザーに向けて、関連する記事と共に広告表示が行えます。自社商品に興味のありそうなユーザーに向けて広告配信が行えるため、クリックやコンバージョンが期待できるでしょう。

ショップへの広告配信は、広告商品が掲載された画像にショッピングタグをつけて投稿することで、ユーザーがクリックをするとすぐに商品購入画面に遷移できます。商品詳細の画像や価格を載せることができるため、他の広告よりもより細かい商品のアピールがしやすく、コンバージョンへ繋げられます。

認知度向上・コンバージョン率のアップなど、目的に合わせて掲載場所を選択しましょう。

Audience Network

Audience NetworkはFacebookが提携している外部アプリへの配信ができる広告で、次のような配信先へ掲載が可能です。

  • 食べログ
  • Retty
  • ジモティー
  • グノシー
  • BuzzFeed
  • 東洋経済オンライン
  • モバゲー
  • SEGA
  • C CHANNEL

Audience Networkでの広告は上記以外にもさまざまなアプリへ配信ができ、幅広いユーザーへ広告を届けることが可能です。

Audience Network広告は、次のような種類に分類されます。

  • アプリ内の広告枠に掲載できるバナー広告
  • 記事に溶け込むネイティブ広告
  • 動画でユーザーへ訴求できる動画広告
  • 動画視聴者へ動画内で広告を流すインストリーム広告

さまざまな媒体で上記のような広告配信ができるため、媒体ごとの主なユーザー層や特徴を活かして、広告種類・掲載場所の選択を行いましょう。

Facebook広告のメリット

Facebook広告は多くの場面に配信できるだけでなく、他にもさまざまなメリットがあります。次はFacebook広告のメリットについて深掘りしていきましょう。ここでは5つのメリットについてご紹介していきます。

  • 自社の目的別に広告を出稿できる
  • 低コストで出稿が可能
  • 精度の高いターゲティングが可能
  • 各購買ステップのユーザーにアプローチができる
  • 目的に合わせた広告の最適化が可能

知っておくと広告出稿の際に役立つ内容も多いため、事前にチェックしておきましょう。では、詳しい内容をまとめます。

自社の目的別に広告を出稿できる

広告出稿の目的として挙げられるのは、次のような内容が多いでしょう。

  • いいね数の増加
  • クリック数の増加
  • 動画再生数の増加
  • 申し込み数の増加

Facebookでは出稿の際にこれらのような目的を選択できる設定箇所があります。目的別に広告出稿を行うことで、Facebookがユーザーのターゲティングを行う際に目的を考慮して選定してくれるため、目的の達成やコンバージョン率の向上が期待できます。

低コストで出稿が可能

Facebookでは最低出稿額が100円となっているため、広告予算が少なくても出稿しやすいです。「他の広告運用を行っているが広告種類を増やしたい」「低コストで出稿したい」という場合でも、Facebook広告なら100円から出稿できるため気軽に行えるでしょう。

「いきなり多くの予算を広告へ使うのは不安」という企業にもおすすめです。

精度の高いターゲティングが可能

Facebookはユーザーのプロフィールが充実しており、名前・年齢・出身校・職業・趣味・ライフスタイルなど、多くの情報を登録している人が多いです。

これらの情報は広告配信先の分析に活用され、ユーザーのもとへ広告が届けられます。

他のSNSよりも登録データが多いことから、精度の高いターゲティングが可能となるため、ピンポイントでターゲティングを行うとコンバージョン率アップが見込めます。

各購買ステップのユーザーにアプローチができる

Facebookで広告出稿する際は、認知・検討・購入(コンバージョン)の3ステップの目的選択を行うことで、よりピンポイントなターゲットに訴求ができます。

認知度向上を目的としているなら音声や映像を使った動画広告でユーザーへアピール、購入率向上が目的なら、カルーセル広告で他社商品と比較してもらうなどの広告表示が可能です。

目的に合わせた広告の最適化が可能

Facebookは目的に合わせて広告をユーザーへ配信できる機能があり、広告目的を達成するためにアクションを起こしやすいユーザーへ広告表示が行えます。

目的を達成するため、ユーザーのプロフィールや動きをもとにFacebookが自動で、最適な配信先へ広告を届けてくれるのです。

目的に合わせた広告の最適化は、適切なターゲティング設定と合わせることでよりコンバージョンへ繋げやすくなるでしょう。

Facebook広告のデメリット

たくさんメリットがある一方で、Facebook広告のデメリットについても知っておく必要があります。ここではFacebook広告の主なデメリットについて、詳しく知っておきましょう。

  • ユーザーが限定的
  • 仕様の変更が多い

では、詳しい内容をまとめます。

ユーザーが限定的

Facebook広告はFacebook社が運用しているSNSや、Audience NetworkといったFacebook社と提携している外部サイトを利用するユーザーにしか広告配信ができません。Google広告やYahoo!広告のようにWebサイトを利用している人には配信できないため、広告を表示させるユーザーが限定的になってしまいます。

しかし、ターゲットがSNSを利用している・アプリを利用している場合には広告効果が大きく感じられるため、ターゲットユーザーが普段どの媒体を利用しているかを考慮して広告種類を検討しましょう。

仕様の変更が多い

Facebook広告は毎年仕様の変更が行われており、1年に10回以上の仕様変更があることも稀ではありません。細かな規約の改訂が頻繁に行われるため、常に最新の状態を把握しておかなければ、広告の内容が規約違反になる可能性があります。

しかし、規約を守り最新の機能を利用すると、成果をより上げられる・持続させられる可能性が高まるため、仕様の変更を都度確認して費用対効果の高い広告運用を行いましょう。

Facebook広告の種類

Facebook広告はさらに細かく分類でき、次のような種類に分けられます。

  • 画像広告
  • 動画広告
  • スライドショー広告
  • カルーセル広告
  • インスタントエクスペリエンス広告
  • コレクション広告
  • リード獲得広告
  • ダイナミック広告
  • クーポン広告
  • イベント広告

これらは全てFacebookを活用した広告ですが、それぞれ特徴があるため1つずつご紹介していきます。

画像広告

画像広告は画像を使用した広告で、画像・テキストを活用して自社商品をユーザーへアピールできます。商品がわかりやすい・印象に残るクリエイティブであれば、ユーザーのクリックやコンバージョンを促しやすく、認知度向上が期待できるでしょう。

主にFacebookやInstagramなどのフィードに掲載できます。

動画広告

動画広告は動画を使用した広告で、音声・映像・テキストなどを活用して広告出稿が行えます。FacebookやInstagramなどでの動画広告はフィード・ストーリーズ・リールなどで配信でき、動画視聴の前後や途中に表示できるインストリーム広告も出稿できます。

どれも画像広告よりユーザーへ自社商品をアピールしやすく、視覚・聴覚の印象に残りやすい広告を作成することが可能です。

スライドショー広告

スライドショー広告は、画像2〜15枚+音声・テキスト・映像を使用して動画を作成したクリエイティブを活用する広告種類です。

スライドショー広告は画像広告と動画広告の間のような種類で、音声や映像を使用しているため画像広告よりもユーザーの印象に残りやすく、画像を数枚使用することで動画のようにストーリー仕立てにすることもできます。

動画のような広告を作成できますが、使用しているのは画像のため通信速度やデバイスの制限がなく、ユーザーのインターネット接続速度が遅くてもスムーズな広告再生が可能です。

主に画像広告・動画広告と同じ掲載箇所に配信できます。

カルーセル広告

複数の画像や動画を横並びにして、商品名・商品詳細・リンクなどを掲載できるのがカルーセル広告です。画像は最大10枚まで挿入でき、それぞれの画像に対して別の商品名やリンクなどの情報を掲載できます。

カルーセル広告が表示されたユーザーは商品を画像や動画で比較しやすく、ボタンリンクをクリックすることで商品購入ページへ遷移できるため、コンバージョンが期待できるでしょう。自社商品が複数ある・商品の比較を行ってユーザーに購入してもらいたい場合に向いています。

インスタントエクスペリエンス広告

以前はキャンバス広告とされていたのが、インスタントエクスペリエンス広告です。インスタントエクスペリエンス広告は、ユーザーが広告をクリックするとモバイルの全画面にクリエイティブが表示され、ダイナミックに商品を訴求できます。

通常モバイルの全画面に表示されるような広告ページを作成するには、デザインの考案やコーディング作業などが必要となります。しかし、インスタントエクスペリエンス広告は Facebookがあらかじめ準備したテンプレートの中からデザインを選択して作成できるため、簡単にクリックした先のランディングページ作成が可能となるのです。

そのため、視覚的に訴求したい・手軽に広告出稿したい場合におすすめの広告種類といえるでしょう。

コレクション広告

メインとなる他よりも大きな画像や動画1枚+その他の小さな複数枚の画像を一括で表示できるのがコレクション広告です。

大きめの画像でインパクトを残しやすく、複数の商品画像を一目でユーザーに見てもらいやすいため、複数の商品をアピールしたい場合にピッタリといえます。商品画像をクリックすると商品詳細・購入ページに遷移できるため、コンバージョンへも繋がりやすいです。

リード獲得広告

リード獲得広告は、Facebookのフィード画面などで広告を表示させ、その場で必要な情報の入力・申し込みを完結させられる広告種類です。通常、申し込みを行う際には広告をクリックした遷移先のページで名前や住所などを入力しなければなりません。

どれだけ魅力的な広告クリエイティブであっても、「遷移するのが面倒」「スクロールして入力するのが手間」などと感じるユーザーも存在し、サイトを離れてしまう人が出てきます。しかしリード獲得広告なら、ユーザーへ表示している広告クリエイティブの下部に入力フォームを掲載できるため、ページの遷移や大きなスクロールは必要ありません。

また、Facebookに登録しているプロフィール情報なら自動で入力されるため、ユーザーの手間を最大限に減らしながら申し込みへ繋げられます。

ダイナミック広告

Facebookに登録しているユーザー情報・Cookieを活用した閲覧履歴などをもとに、ユーザーに合った広告を表示させられるのがダイナミック広告です。

これまでに自社サイトへ訪問したことがあるユーザーや自社商品に興味を持ちそうなユーザーをFacebook側が自動で選定してくれ、広告配信を行ってくれます。

ダイナミック広告はカルーセル広告・コレクション広告のようにユーザーに合った商品を複数表示する方法のため、Facebookに商品情報を登録すると配信が可能です。

そのため、出稿が簡単かつ自社商品を求めていそうなユーザーへ広告を届けられます。

イベント広告

イベント広告は、Facebookのターゲティング機能を活用してお店のイベントなどを宣伝できる方法です。広告には日付・場所・イベント名・詳細などが掲載でき、自社で行うイベントの集客が期待できるでしょう。

地域ターゲティングはもちろん、年齢や趣味などをターゲティング設定することで、よりピンポイントなユーザーへ訴求できます。

Facebook広告のターゲティング方法

精度の高いターゲティングが特徴でもあるFacebook広告のターゲティング方法は、次の3種類です。

  • コアオーディエンス
  • カスタムオーディエンス
  • 類似オーディエンス

それぞれ絞れる・配信できるターゲットが異なるため、自社の広告商品はどのターゲティングが向いているのかを確認していきましょう。

コアオーディエンス

コアオーディエンスは次のようなカテゴリをターゲティングできます。

  • 利用者基本情報(年齢・性別・言語など)
  • 地域(国・都道府県・市区町村・郵便番号など)
  • 詳細ターゲット(興味関心・ライフスタイルなど)
  • つながり(Facebook内でユーザーが起こしたアクション)

Facebookに登録されているユーザーのプロフィール情報やアクション履歴を活用して行う方法です。

ターゲティング設定を多く掛け合わせていくことで、よりピンポイントなユーザーへ広告配信を行えます。

カスタムオーディエンス

カスタムオーディエンスは、自社が持っている顧客情報をFacebookに登録することで、Facebook側が顧客の中から広告商品を必要としているユーザーを選定し、広告配信が行われます。カスタムオーディエンスに活用される情報は登録した顧客情報の他に、FacebookやFacebook連携サイトでのユーザーのアクション履歴や行動履歴です。

「リピーターには広告配信をしない」など除外設定も行えるため、費用対効果の高い広告運用ができるでしょう。

類似オーディエンス

自社商品を購入したユーザーと類似するユーザーに向けて広告配信を行えるのが、類似オーディエンスです。Facebook内で自社商品を購入したことがあるユーザーを登録すると、そのユーザーの年齢・性別・ライフスタイルなどの情報に似たユーザーをFacebookがピックアップしてくれ、新たな顧客獲得を目指せます。

すでに自社商品を購入したことがあるユーザーに類似しているターゲットは、自社商品に興味を持つ可能性が高いため、コンバージョン率の向上が期待できます。

Facebook広告の費用

Facebook広告の費用相場は10万円〜30万円ほどで、課金形式は次の2種類があります。

  • インプレッション課金
  • クリック課金

それぞれの課金形式や費用相場について、ここで押さえておきましょう。

インプレッション課金

インプレッション課金はユーザーに広告を表示した時点で広告費が発生する仕組みで、広告閲覧数に応じて課金されます。Facebook広告でのインプレッション課金の費用相場は、1,000回表示ごとに100円〜500円ほど。インプレッション課金はユーザーがクリックを行っていない場合でも広告費が発生するため、魅力的な広告でないとクリックやコンバージョンに繋げられず、赤字運用になってしまうこともあります。

しかし、広告表示回数が最大になるようシステム化されているため、多くのユーザーに広告を届けられます。そのため、認知度向上やブランディングの確立に向いているでしょう。

クリック課金

Facebookではリンククリック課金といわれ、ユーザーが広告をクリックした際に広告費用が発生する仕組みです。Facebook広告でのクリック課金の費用相場は、1クリックごとに100円〜250円ほど。クリック単価はオークション形式で決まるため、競合が多い広告ほどクリック単価が高くなります。

しかし広告をユーザーに表示しただけでは広告費用は発生しないため、クリック数とコンバージョン数にあまり差がなければ、費用対効果の高い広告運用が行えるでしょう。

そのため、クリック課金は、商品購入や申し込みを目的としている場合に向いています。

Facebook広告の始め方の手順

では次は、Facebook広告出稿の流れをみていきましょう。Facebook広告は大きく分けて4段階の出稿設定があり、支払い・目的や予算・ターゲットや配信場所・クリエイティブの設定を順番に行っていきます。次の手順を確認しながら進めると簡単に出稿できるため、しっかりとチェックしていきましょう。

「広告アカウント」を作ろう

Facebook広告を運用する際は、まず「広告アカウント」の作成から始めます。Facebookビジネスマネージャーから広告配信用のアカウント登録を行い、広告を表示させるFacebookページを作成しましょう。広告アカウントには、支払い方法の登録も行います。クレジットカード・デビットカード・PayPal・銀行口座情報などの準備をしてから登録を進めるとスムーズです。

「キャンペーン」を設定しよう

次に広告となる「キャンペーン」の作成を行います。ここでは、目的・予算を決める設定を進めていきましょう

まずは目的を「認知・検討・コンバージョン」の中から選択していきます。認知なら「ブランドの認知度アップ・リーチ」の中から選択するなど、さらに細かく分かれているため、目的に応じて選んでください。

予算は1ヶ月にかけられる広告予算の上限登録を行います。赤字運用にならないよう、広告にいくらかけられるかは、キャンペーン設定の前にあらかじめ決めておきましょう。

「広告セット」を設定しよう

次は「広告セット」をクリックして、広告の詳細情報を設定していきます。ここではターゲティング・配置場所などを設定するため、ターゲットやペルソナを確認しておきましょう。

ターゲティングは目的に応じて「オーディエンス」部分から設定が可能です。配置場所は自動・手動から選べるため、適切な場所・ターゲットに配信されるよう、自動設定を選ぶのもよいでしょう。あとは1日の広告予算や掲載期間を入力していきます。

「広告」を設定しよう

次は広告クリエイティブを登録するために、「アイデンティティ」という部分をクリックして進めます。広告を表示させるFacebookページを選択または作成し、画像・動画・スライドショーなどの広告種類を選びましょう。

広告をクリックした遷移先のURLや広告テキストもここで登録していきます。広告のプレビュー画面が確認できるため、不備がないかチェックして登録を進めてください。

Facebook広告ならアスタノットにお任せください

Facebook広告の出稿設定は比較的簡単なものの、配信先や種類が多くどれを選択するか迷ってしまう企業担当者の方は少なくないでしょう。

「Facebook広告を出稿したいが運用できるか不安」

「Facebook広告の出稿種類や掲載方法に悩んでいる」

そんなときは、広告代理店アスタノット株式会社へご相談ください。アスタノットはFacebook広告の知識・実績・ノウハウを持っており、少数先鋭部隊で広告運用の手助けを行います。最適なパートナーとして出稿から管理、アドバイスまで行いますので、Facebook広告の運用はアスタノットへお任せください

まとめ

当記事では、Facebook広告の配信先・メリット・デメリット・種類・ターゲティング方法・費用形態・出稿手順などを細かくご紹介しました。

メリットやデメリットを知った上で、自社広告の目的に合った広告種類や配信先を選択し、最適なターゲティング設定でコンバージョンの獲得を目指しましょう。

アスタノットは、確かな実績とノウハウを用いて、Facebook広告の運用を行います。Facebook広告の運用にお困りの際はお気軽にアスタノットへご相談ください。

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