広告

動画広告とは?メリットデメリット、種類や費用などを網羅的に紹介

動画を活用した動画広告は、画像やテキストのみで表示される広告に比べるとさまざまなメリットがあります。今回は、動画広告について種類や費用などの概要、メリットやデメリットを解説していきます。

また、動画広告を配信できる主な媒体や広告動画の作成ポイントなどもご紹介していくので、動画広告を導入しようと思っている方はぜひご覧ください。

動画広告とは

動画広告とは、その名の通り動画を活用した広告の種類で、自社商品を紹介する動画を作成しユーザーの元へ届けます。

テレビ上で流れるCMも動画広告の1つで、毎日目にしているという方も多いでしょう。

動画広告は画像やテキストのみの広告に比べるとインパクトがあり、視覚面と聴覚面でユーザーの興味を惹ける広告です。

常に同じ広告動画を流し続けるなど、無制限に広告を再生できるわけではありませんが、商品のよさや詳細情報などをユーザーに理解してもらいやすいでしょう。

拡大する動画広告の市場規模

近年はYouTubeなどの動画を毎日のようにスマートフォンやテレビで視聴することが当たり前になってきており、動画広告の市場規模は年々拡大しています。

2022年の動画広告の市場規模は、1年前と比べると133.2%となっており、1.3倍以上の需要がみられました。

これは他の広告市場規模と比べても大幅に拡大しており、今後も将来性が期待できます。

動画広告を導入する主な目的

さまざまな広告種類がある中で、どの広告を選べばよいのかと悩む方も多いでしょう。

しかし、動画広告を導入するには目的があり、他の広告と比べて「これを尊重したい!」というポイントがあります。それが以下の3点です。

  • 認知の拡大
  • ブランディング
  • 売上促進

マーケティングを行う際に上記の3点を特に尊重・優先したい場合は、動画広告を導入するのがおすすめです。

では、動画広告を導入する主な目的について、詳しく解説していきます。

認知の拡大

動画広告は、年々増加している動画視聴者に対して配信できるため、多くのユーザーに視聴してもらいやすく認知の拡大につながります

広告の種類によっては画像やテキストだけの広告でも、多くのユーザーの目に留まりやすいものもあります。

しかし、広告を動画にすることで、画像やテキストのみの広告よりもユーザーの印象に残りやすく、自社商品や自社名の認知拡大につながるでしょう。

ブランディング

動画広告は他の広告に比べてユーザーの印象に残りやすいです

web上で出てくる広告には不信感や嫌悪感を抱く方もおり、動画広告もそのように感じる方は一定数います。しかし、動画中のCMに見入ってしまうという方も少なくありません。

また、動画広告はインパクトがありユーザーの印象に残りやすいため、「この商品欲しかった!」「あの商品気になるな」などと感じてもらいやすく、ブランディングも成功しやすいでしょう。

売上促進

動画広告は、ユーザーに対して認知の拡大やブランディングが成功しやすいため、結果売上促進につながりやすくなります

とくに新規顧客を獲得しやすく、新しいお客様を取り入れたいと思っている場合にも動画広告はおすすめです。もちろんリピーターにも効果的で、広告効果を感じやすいでしょう。

動画広告のメリット

動画広告は、他の広告にはないさまざまなメリットがあり、これらのメリットを得るために動画広告を選択する企業も少なくありません。

次は、動画広告のメリットについてみていきましょう。

視覚と聴覚から多くの情報を提供できる

動画広告のメリットとして、音と映像を活用し視覚と聴覚から多くの情報をユーザーに提供できる点が挙げられます。

ユーザーが広告を目にしていなくても、聴覚から商品をアピールできるのは、動画広告ならではのメリットといえます。

また、文字を見なくてもどんな商品かが映像でわかるのも、動画広告ならではのよい点でしょう。

視聴者の心に響く広告が作れる

動画広告は、画像のみの広告よりも音・色・動き・画面の切り替えなど、広告の作り方によってはユーザーに大きなインパクトを与えられます

また、自社商品のよさを存分に伝えやすく、ユーザーの購買意欲を掻き立て「この商品欲しい!」と思わせやすいでしょう。

静止画の広告よりも視聴者の心に響く広告が作りやすく、印象にも残りやすいため自社商品の認知度向上につながります。

効果測定がしやすい

動画広告では、主に以下の指標を効果測定していきます。

  • 視聴回数
  • 完全視聴率
  • クリック数
  • コンバージョン数

KPI(Key Performance Indicator、企業や組織が定めたゴールに向けて達成すべき定量的な目標数値のこと)やターゲティング設定によって他にも確認すべき項目はありますが、主に上記のような指標を効果測定しておきましょう。

動画広告の運用管理は、定期的に効果測定を行い広告の継続または改善を行えばよいため、複雑な管理方法はありません。

効果測定の知識や技術があれば、運用にそこまで手間はかからないといえるでしょう。

動画広告のデメリット

動画広告にはさまざまなメリットがありますが、一方で動画広告ならではのデメリットも存在します。

他の広告とは異なり動画広告にしかないデメリットをみていきましょう。

視聴者から嫌われる可能性がある

動画広告は必ず画面上のどこかに「広告・PR」などと動画が広告であることが表示されます。

そのためユーザーには広告であることがわかりやすく、一定数のユーザーには嫌悪感を抱かれやすいです。

また、広告動画はスキップされることが多いため、最後まで視聴されないこともあるでしょう。

動画制作のコストがかさむ場合もある

動画広告は、まずはじめに広告となる動画を作成しなければならず、広告動画を作成する際にはコストが必要です。動画の規模や種類によっても費用は変わってきますが、費用の目安としては40〜80万円ほどかかります。 サービス・商品紹介系の動画であれば50万円ほどが目安になります。 制作会社によっても金額が異なることから、依頼をする際は複数の会社に見積もりを取るようにしましょう。

動画制作のコストは他の広告を作成する場合よりも負担が大きく、想定以上にコストがかかることもあります。

動画広告は動画制作にもコストがかかることを忘れないようにしましょう。

広告の修正が難しい

広告動画は一度つくってしまうと、後から内容の修正や動画の編集を行うことが難しいです。

広告の一部を修正したいと思った場合、もう一度同じシチュエーションで撮影したり、動画編集をしたりしなければなりません。

動画広告は他の広告に比べて、広告の修正に大きな手間やコストがかかるため、修正がないよう作成することが大切です。

動画広告の種類

動画を使った広告の中にも複数の種類があり、以下の広告に分けられます。

  • インストリーム広告
  • インバナー広告
  • インリード広告

それぞれ動画を使った広告という点は同じですが、表示される場面などが異なるため、詳しく解説していきます。

インストリーム広告

インストリーム広告とは、動画再生中に表示される動画広告です。たとえばYouTube視聴中などに流れるCMなどがインストリーム広告のひとつになります。

動画を視聴しているユーザーに自然と届けられ、動画再生中と同じ画面サイズ・音量で広告を配信できます。

そのため、視聴していた動画と同じように広告を見てもらうことになり、ユーザーに音・映像を使って自社商品のよさを届けられます。

広告を出稿する際はターゲティング設定も可能なため、広告配信ユーザーを限定したい場合におすすめです。

インバナー広告

インバナー広告とは、webサイトトップページなどの広告枠に表示されている動画を使った広告のことです。

webサイトのトップページにある広告枠には、静止画・動画どちらの広告でも表示させることができ、動画を使った広告であれば静止画の広告よりもユーザーの目に留まりやすいでしょう。

トップページに表示されている際は映像が動くのみで、音声は流れないことがほとんどです。

広告をクリックすれば映像に合わせて音声もユーザーへ届けられるため、広告に興味がある人に向けて、より商品情報を伝えることができるでしょう。

インバナー広告は、サイトトップページなどの目立つところに設置するため、webサイトを訪れた不特定多数の人に向けて広告配信したい場合におすすめです。

インリード広告

インリード広告とは、webサイト内でページをスクロールした際に現れたり、SNSの記事と記事の間に表示されたりする動画広告のことです。

記事をスクロールすると広告が表示されるインフィード広告ともよく似ていますが、動画を使用した広告はインリード広告と呼ばれることが多いです。

インリード広告は、ユーザーが静止画を見ている間や文字を読んでいる際に動画として広告を挟めるため、広告商品の印象がより残りやすいでしょう。

広告が勝手に表示されるのではなく、ユーザーがスクロールして初めて広告が表示・動画再生されるため、広告への嫌悪感はあまり抱かれない傾向にあります。

顕在層のみならず潜在層向けにもインパクトを残せるため、幅広いユーザーに訴求したい場合におすすめの広告です。

動画広告の費用(課金形態)

他の広告と同様に、動画広告にもさまざまな費用(課金形態)があり、どの形態になっているかによって広告費用が異なるでしょう。

動画広告の費用は、主に以下の3つに分けられます。

  • CPV:動画視聴によって課金
  • CPM:動画表示によって課金
  • CPC:動画広告のクリックによって課金

視聴・表示・クリックなど、ユーザーの動作によって課金形態が異なるため、それぞれ詳しくみていきましょう。

CPV

CPVは(Cost Per View)の略称で、ユーザーが動画広告を視聴した際に課金されるシステムです。

広告が表示されただけでは課金されず、5秒以上・10秒以上など決まった秒数以上ユーザーが視聴することで費用が発生します。

CPV単価の相場は1回あたり100円〜150円ほどとなっており、契約期間中に何回ユーザーに広告視聴されたかで広告費用が決まります。

CPM

CPMは(Cost Per Mille)の略称で、動画広告をユーザーに表示した回数に応じて課金されるシステムです。

広告を数秒視聴する必要がなく、ユーザーに広告を表示した時点で1回とカウントされます。

CPMは1,000回の広告表示でコストがかかるようになっており、費用相場は1,000回の表示あたり500円〜2,000円ほどとなっています。

CPC

CPCは(Cost Per Click)の略称で、ユーザーが広告動画をクリックした際に課金されるシステムです。

動画を表示・視聴されるだけでは費用は発生せず、ユーザーからのクリックがあると初めて費用がかかります。

CPC単価の相場は1クリック50円〜100円ほどとなっており、クリックするユーザーは自社商品に興味が高い人が多いため、費用対効果が高い課金形態といえるでしょう。

動画広告が配信できる媒体一覧

まずは、動画広告が配信できる媒体をわかりやすく一覧表で確認していきましょう。

それぞれの媒体によって広告の種類・課金形態・主なユーザーが異なります。

動画配信可能な媒体動画広告の種類課金形態主なユーザー
YouTube・インストリーム広告(スキップ可能・不可能) 
・バンパー広告ディスカバリー広告(インフィード動画広告)
CPV/CPM/CPC10~50代
Facebook・インストリーム広告
・フィード広告
・ストーリーズ広告
・プレミアム動画
・プレイアブル動画
CPM/CPC40~50代企業向け
Instagram・フィード広告
・ストーリーズ広告
・ディスカバリー広告
CPV/CPM/CPC20~30代
TikTok・インフィード広告
・起動画面広告
・チャレンジ広告
CPV/CPM/CPC10~20代
Twitter・インストリーム広告
・フィード広告
・ストーリーズ広告
・プレミアム動画
・プレイアブル動画
CPV/CPC20〜50代
YDN・GDN・インストリーム広告(スキップ可能・不可能)
・ディスカバリー広告 
・バンパー広告
・アウトストリーム広告
・マストヘッド広告
CPV/CPM/CPC不特定多数

YouTube

YouTubeの動画広告は、主に以下の種類となっています。

  • インストリーム広告(スキップ可能・不可能) 
  • バンパー広告
  • ディスカバリー広告(インフィード動画広告)

インストリーム広告はYouTubeを視聴前・視聴している最中に流れる広告のことで、スキップできるものとできないものがあります。

インストリーム広告は、ターゲットが動画を視聴していれば同じ音量・画面サイズで広告を流すことが可能です。

バンパー広告もYouTube視聴前や視聴中に流す広告ですが、インストリーム広告と異なる点は動画の長さです。

バンパー広告は、6秒以内と決められており、スキップすることができません短い動画の中でユーザーに訴求する必要がありますが、スキップされないため必ず視聴されます。

インフィード動画広告は、YouTube視聴画面ではなく、関連動画や動画検索結果画面に広告として表示させるものです。

興味を持ちそうなターゲットに絞って広告表示を行い、ユーザーのクリックを促します。

YouTubeのユーザーの年齢層は10代から50代と幅広く、さまざまなユーザーへ自社商品を宣伝できる媒体で、上記のようにさまざまな広告配信が可能です。

Facebook

Facebookの動画広告は、主に以下の種類となっています。

  • インストリーム広告
  • フィード広告
  • ストーリーズ広告
  • プレミアム動画
  • プレイアブル動画

インストリーム広告は、YouTubeと同じく動画の前後などに流れる広告のことを指します。

フィード広告は、ユーザーがフォローしている人たちの投稿の中に、紛れて広告を表示させられるもので、ユーザーのクリックを自然と促します。

ストーリーズ広告も、ユーザーが見ている他のストーリーに紛れて広告を表示させられるものです。

プレミアム動画・プレイアブル動画は大企業向けの広告で、ターゲットの設定などはできず広告掲載されるのも短期間ですが、常にフィードの上部に広告が掲載されるなど、不特定多数のユーザーの閲覧が期待できる広告配信方法です。

また、Facebookの課金形態はCPMとCPCのみで、CPVがありません。

Instagram

Instagramの動画広告は、主に以下の種類となっています。

  • フィード広告
  • ストーリーズ広告
  • ディスカバリー広告

どれもYouTubeやFacebookと同じ広告方法で配信が可能ですが、Instagramは他の媒体と異なり、正方形の動画を配信することになります。

動画作成をする際は、長方形ではなく正方形の動画を制作するようにしましょう。

TikTok

TikTokの動画広告は、主に以下の種類となっています。

  • インフィード広告
  • 起動画面広告
  • #チャレンジ広告

TikTokアプリを起動した際に表示できる起動画面広告は、アプリを開いた全ユーザーが対象となっており、1日1社限定の広告です。

#チャレンジ広告は、ティックトッカーなどのユーザーに「#チャレンジ広告」というハッシュタグを付けて記事を投稿してもらい、自社商品を宣伝する方法です。

Twitter

Twitterの動画広告は、主に以下の種類となっています。

  • インストリーム広告
  • フィード広告
  • ストーリーズ広告
  • プレミアム動画
  • プレイアブル動画

Twitterでは、フォローしているユーザーのツイート間やフリート間に広告動画を表示できるため、自然にユーザーに広告を配信できます。

また、ユーザーが視聴している動画の前後などにも広告配信が可能です。

Twitterは、CPV・CPCが主な課金形態となっています。

YDN・GDN(Yahoo Dispray Network・Google Dispray Network)

YDN・GDNの動画広告は、主に以下の種類となっています。

  • インストリーム広告(スキップ可能・不可能)
  • ディスカバリー広告
  • バンパー広告
  • アウトストリーム広告
  • マストヘッド広告

アウトストリーム広告とは、動画サイトのコンテンツの横や下など、視聴しているコンテンツの枠外に表示される広告のことで、PCなどの大画面で見ているユーザーの目に留まりやすいです。

マストヘッド広告は、トップページ上部に動画広告として掲載されているもので、目立ちやすくサイトを訪れたユーザーの目に入りやすいため、商品の認知度向上が期待できます。

YDN・GDNは、不特定多数の人に知ってほしい・宣伝したい場合に活用するのがおすすめです。

※YDN(Yahoo!ディスプレイアドネットワーク)は、2021年06月24日にサービス終了しており、現在の名称はYahoo!広告 ディスプレイ広告(運用型)となっています。

動画広告を作成するポイント

動画広告を作成する際は、成功ポイントをあらかじめ押さえておくと、広告配信後の管理がしやすく、成果も感じられやすいです。

  • ペルソナにあわせて複数のメッセージを検討する
  • 広告媒体にあわせて複数の動画サイズを用意する
  • 配信結果を分析しPDCAサイクルを回す

上記の3点について、動画広告を作成する前に詳しくチェックしておきましょう。

ペルソナにあわせて複数のメッセージを検討する

広告商品のターゲットとなるユーザーの年齢層や性別など、ペルソナにあわせ、ターゲットに響くメッセージを広告動画内に入れましょう。

その際に、ピンポイントなターゲットに響くメッセージと顕在層に響くメッセージなど、複数のパターンを検討するのがおすすめです。

今すぐに商品が欲しい人と商品購入を考えている人に訴求するメッセージを動画に入れることで、広告の成果が出やすくなります。

広告媒体にあわせて複数の動画サイズを用意する

Instagramなら正方形、YouTubeなら長方形など、広告媒体にあわせて複数の動画サイズを用意しておくことも大切です。

媒体ごとに動画推奨サイズが決められているため、どの媒体に広告を流したいかを決めてから動画推奨サイズを確認し、動画作成を行いましょう。

複数の媒体に広告を流す場合は、複数の動画サイズを最初から用意しておくと、広告動画を修正する手間がかかりません。

配信結果を分析しPDCAサイクルを回す

広告を配信したら効果測定を行い広告管理を行っていきますが、この際にPDCAサイクルを回すことが重要です。

PDCAとは以下の項目を差し、1つ目を実施したら2つ目・3つ目・4つ目と繋げていき、4つ目が完了したら1つ目に戻ります。

  • P(Plan:計画)
  • D(Do:実行)
  • C(Check:評価)
  • A(Action:改善)

例えば、動画広告の計画を立ててターゲティングや配信媒体などを決めたら、実際に広告動画を作成したり広告配信を行ったり実行に移します。

配信後は効果測定を行い実績を評価、内容を分析して改善を行い、また新たな計画を立てて実行・評価・改善を行っていきます。

このように、動画広告を作成・管理する場合、PDCAを回していくことでさらに広告の質を向上させ、大きな成果が期待できるでしょう。

動画広告を分析するときに確認するデータ

動画広告を配信後、効果測定する際には以下のことを確認しましょう。

  • 視聴回数
  • 完全視聴率
  • クリック数
  • コンバージョン数

上記の分析を行うことが動画広告出稿のポイントでもあります。

それぞれ詳しくみていきましょう。

視聴回数

まずは、ユーザーが動画広告を何回視聴したかを分析していきます。

どれくらい再生されたかの回数を確認することで、どの程度のユーザーに配信できたのかを確認することができます。

ここでいう視聴回数とは、動画を最後まで見ることではありません。媒体によって視聴条件は異なりますが、以下のような条件を達成していれば、視聴回数としてカウントされます。

  • 広告動画を30秒以上見た
  • 広告動画をクリックした
  • 広告動画が2秒以上画面の半分以上に表示された
  • 広告動画再生中にミュートの解除を行った
  • 広告動画の再生画面を拡大した

どの条件に当てはまらなければならないのかは、媒体によってそれぞれ異なるため、広告配信する媒体の詳細を確認してみましょう。

完全視聴率

次に、広告の動画を最初から最後まで見た・30秒以上見た割合にあたる、完全視聴率の分析を行います。

動画の視聴回数の内、完全視聴率はどの程度の割合になっているのかを確認し、ユーザーが広告に興味を持っているかを調べましょう。

完全視聴率が低い場合は、動画を見たユーザーの広告離れに陥っているため、動画の修正やターゲティング設定の見直しを行うことが大切です。

クリック数

広告動画をユーザーがクリックした数を確認することも重要です。

動画を視聴した人・最後まで見た人よりもクリックした人の方が、商品購入を行う可能性は高く、広告の成果があるといえます。

視聴回数や完全視聴率に対してクリック数も多くなっていれば、ユーザーに広告内容が響いており、広告の効果が大きく感じられているということです。

コンバージョン数

最後は、商品購入や申し込みなどを指すコンバージョン数をチェックしましょう。

コンバージョン数は、成果数ともいえ、この数が売上目標数を超えることが理想です。

クリック数が多いのにコンバージョン数が少ない場合は、「広告には興味を惹かれたが商品は期待外れだった」「広告と違う」など、ユーザーとのイメージの相違が予想できます。

また、クリックした先の商品購入や申し込み画面が複雑でわかりづらいというケースもあるため、商品やwebサイトの見直しを行いましょう。

動画広告に関するお悩みはアスタノットへ

動画広告は動画を作成して広告配信するだけではなく、出稿後も分析や改善などさまざまな管理が必要です。

「動画広告を導入したいけど運用できるかが不安」

「動画広告の作成・ターゲティング設定など、広告に関することを一貫してサポートして欲しい」

そんなお悩みを抱えている方は、アスタノットへ相談してみましょう

アスタノットは、動画広告のプロが1からサポートしてくれ、出稿方法やおすすめの広告種類、管理方法などをアドバイスしてくれます。

また、運用代行も依頼できるため、広告出稿初心者という場合でも安心して動画広告を活用できるでしょう。

アスタノットのサービス内容

まとめ

動画広告についてのメリットやデメリット、種類や費用形態などを紹介してきましたがお役に立ちましたでしょうか?

媒体一覧表や動画広告を作成するポイントなども事前にチェックし、動画作成や広告出稿を行ってみましょう。

動画広告は種類や方法が多く、どれを選べばよいかわからないという方も少なくありません。そんなときは難しく考えず、運用代行を視野に入れるのもおすすめです。

動画広告を活用して、自社商品のよさを多くのユーザーに知ってもらいましょう。

アスタノットのお問い合わせはこちら

関連記事

TOP